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疲れや悩みも予防すればいいじゃない!勤務中の『疲労と悩みを予防する4つの習慣』

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「予防する」ということの意義

近年、医療の分野でも「予防」ということが注目されています。今までの医療では「発症してからの対処」がメインだったわけですが、それを発症する前になんとかしてしまえたらそのほうがいいのではないかというわけです。

これは病気の発生だけでなく、普段の疲労や悩みなどにも同じことが言えます。むしろ、疲労や悩みなどは普段からないに越したことはありません。

 

勤務中の『疲労と悩みを予防する4つの習慣』

さて、疲労や悩みというものは、「ウィルパワー(意志の力)」が枯渇してくることによって生じます。「ウィルパワー」というのは、睡眠によって回復し、日々の選択やストレスなどによってどんどんと消費されていくものです。この「ウィルパワー」の浪費を抑えるということが、重要であり、以下の習慣はそのための原則とも言えるものです。

習慣1:当面の問題に関係のある書類以外は全部机上から片付けよう。

「人間は過労が原因で死にはしない。浪費と悩みが原因で死ぬのだ。」

これは、元アメリカ最高裁判所長官チャールズ・エヴァンズ・ヒューズの言葉です。日本人は特に「過労」が多く、それが原因でなくなる方もおられますが、たしかに「過労」が直接の原因ではなく、それに伴うストレスが問題となっているように思われます。そのストレスというのが「しなければならない」という「義務感」や「緊張感」、「切迫感」であり、これによって精神的にも、身体的にもよくない影響を受けることは想像に難くないことです。重要なことは、目の前のことをこなすことであり、それ以外に「あれも、これも」と考えないほうがいいということです。そのために、今必要な書類以外は一度、机の上からどけてしまうのが良いということなのです。

 

習慣2:重要性に応じて物事を処理すること。

「もし、ジョージ・バーナード・ショーが、一番重要な事柄を最初に処理するという厳しい原則を守っていなかったら、おそらく彼は作家として失敗していたであろうし、一生を通じて銀行員で終わったかもしれない。」

事柄の自分にとっての重要性をきちんと理解している人は意外と少ない。なぜなら、多くの人は「義務感」や「切迫感」に追われて勤務時間を過ごしているからです。仕事はこなさないとならないものですが、自分にとって重要なことはなにか、もう一度考え直すことが必要なのです。

 

習慣3:問題に直面した時、決断に必要な事実を握っているのだったら、即刻その場で解決すること。決断を延期してはならない。

「一度に一議案を取り上げて結論を得ることにした。とにかくそれを決定してからでなくては、次の議案に移らないことにしたのだ。その結果は実に素晴らしいものだった。もはや未解決の問題で頭を悩まさなくてもよくなったのである。」

これはある会社の会議のときに決められた仕組みと、その結果である。何か考えごとをしていると、そのことで頭がいっぱいになります。そんなとき、そのことを解決しなければならないという「義務感」や「切迫感」から、自分に強いストレスをかけてしまっていることになるのです。そういえば、私が車を出そうとして電柱にぶつけたのも、レポートの提出間近で考え事をしていた時でした。決断を即座に行うという習慣が、考え事をするというストレスを軽減することになります。

 

習慣4:組織化、代理化、管理化することを学ぼう。

「多くの実業家は責務を他人に代行させることを知らず、すべてを自分自身でやろうとして、まだそれほどの年でもないのに自分を死に追いつめている。」

たくさんのことを一人でやらなければならないと思うことほどストレスになることはないでしょう。「あれも、これも」という「義務感」と「切迫感」に、常にさらされることになるからです。この責任を仲間と分け合えることができれば、自分にかかるストレスが大幅に軽減できるはずです。そして、そのためのシステムが組織化、代理化、管理化というわけです。

まとめ

以上が、勤務中の『疲労と悩みを予防する4つの習慣」です。これらを原則として習慣化していけば、必ず疲労や悩みを予防でき、より快適な生活を送ることが出来ることでしょう。

個人的には、4番目の「人に任せる」というところがとても難しいです(笑)

なんとかしなきゃ

<参考文献>

カーネギー人生論 文庫版
Posted with Amakuri at 2017.8.18
デール カーネギー
創元社

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