読書

『自信』がない?『やる気』がない?もしかして「名詞化」することの落とし穴にはまっていませんか?

投稿日:

自信がない

 



 

「『〇〇』がない」という表現

日常生活のなかで「『自信』がない」とか、「『やる気』がない」といったような表現をよく使います。「自分の気持ち」を表すのに「『〇〇』がない」という表現です。(「『お金』がない」というのは違いますよ。)

そして、これによって悩んでしまうこともよくあることです。「どうすれば『自信』が持てるのだろうか」、「どうすれば『やる気』を持って取り組めるのだろうか」。誰しも一度は経験したことのある感情だし、考えたことがあることだと思います。

しかし、このような状態はまさに「ノミナライゼーションの落とし穴」にはまっていると言えるのです。

ノミナライゼーション(名詞化)というテクニック

そもそも『自信』というのは「自分はできる、大丈夫だ、問題ない」と感じている、心の「状態」のことです。『やる気』というのも同じで「やろう、がんばろう」と感じている、心の「状態」のことです。

心の「状態」を表現しているだけですから、『自信』や『やる気』という「モノ(物質・物体)」が存在するというわけではないのです。

パラパラ漫画や映画では、映像が動いているように見えますが、実際には1コマ1コマが別のものです。これが連続して映し出されているから、動いているように見えるだけなのです。そして、これらは連続しているものだからこそ、一瞬にして次のシーンに変化することができるのです。

今この瞬間の気持ちは、次の瞬間には違う

「状態」というのは、本来すぐに変えることができます。しかし、「ノミナライゼーション(名詞化)」することによって、確固とした替えがたいモノであるように錯覚してしまうことになります。

人間の心は常に揺れ動いていますから、今この瞬間の自分の心の状態と次の瞬間の心の状態は、まったく別のものになっていても何ら矛盾はないはずなのです。

それが簡単には変化しないんだという気持ちになってしまっているというのが、「ノミナライゼーション(名詞化)」による「落とし穴」にはまっているということなのです。

人間の心だって『エネルギー保存の法則』に支配されている

さて、小学校や中学校で習ったように物理の世界には『エネルギー保存の法則』というものがあります。『エネルギー保存の法則』は「すべてのエネルギーの総和は不変であり、生成されることも、消滅することもない」というもの、つまり「すべてのエネルギーは、形が異なるだけ」というものです。

人間も食べることでエネルギーを得て、それによって生きています。ですから、当然「心の動き」というのもエネルギーによって作り出されているということです。

すなわち、「『自信』がない」や「『やる気』がない」ということで悩んだりしているという状態も本来備わっているエネルギーの形がネガティブな形をしているだけであると言えます。これをポジティブに変換することができればいいのです。

次回に続きます
 ⇒『エネルギーをポジティブな形に変換する方法』

<参考文献>

-読書

Copyright© 脳と心の勉強部屋 , 2017 All Rights Reserved Powered by STINGER.