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テレビを見ることが脳に及ぼす影響!

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テレビが脳に与える影響



 

心配になること

最近、電車の中なんかで「スマホ」を子供に渡しているのをよくみかけます。実際にどのくらいの影響があるのかは知りませんが、「自分たちは窓から景色を見ていたのに」と思うと、なんだか将来この子供がどうなっていくのか、おせっかいとは知りながら多少心配になります。

「スマホ」の教育への利用は教育者によっては疑問視されているようですが、実際のところはわかりません。しかし、「テレビ」を見せるということが脳への悪影響を与えるということは研究によってすでにわかってきていることです。

テレビを子供に見せることは、脳に悪い!

はっきり言ってしまえば、特に3~6歳ぐらいの間にテレビを見せるということが、いかに脳悪いかということがわかってきているそうです。

テレビというものには、「パラパラ変わる刺激」があります。そして、生き物である人間には「変化するものを見る」という性質があります。そのため、「刺激が変わるもの」であるテレビには、大人も子供も惹きつけられてしまうことになるわけです。

テレビの画面が「パラパラ変わる」ので、子供はずーっと見てしまいます。その様子をみればわかると思いますが、大抵は口がポカンと空いておりまして、これは集中しているのとは違うのです。言わば、ただ単に見ているだけであり、このとき脳はほとんど使われていないそうです。

さらに、このような状況に置かれ、「パラパラ変わるもの」をいつも見ていると、それに慣れてきて、よりいっそう「パラパラ変わるもの」が好きになっていくという悪循環になります。そういえば、たしかに小学校のクラスなんかでテレビが好きな友達は、ほんとにずっとテレビを見ているような感じだったと思います。

そして、こういう状態になってくると、集中力が低下し、注意が散漫になります。なぜなら、テレビは集中して見ているわけではないし、例え注視したと思ってもすぐに別の画面に切り替わってしまうため、どうしても集中することはないからです。

発展すると、ADHDの原因になる

ADHD(注意欠陥多動性障害)とは、落ち着きがなく、注意が欠損しているという状態ですが、近年児童に多く見られ、トピックの一つにもなっています。

このADHDは、この20年間で約5倍増加したとされており、最も大きな原因は「テレビ」であると考えられています。

これは「テレビ」を見るということが、いかに悪影響を及ぼすと考えられているかを表す一つの証拠であると言えます。

まとめ

ここまで、「テレビ」がいかに脳に悪影響を与えるかということをみてきました。とはいえ、これらの研究は人間で行われたものではなく、ラットや培養した神経細胞による実験であるため、人間の脳への影響については推測の域を出ないというところです。

しかし、「テレビ」でこれだけ脳に悪影響を与えることがわかっているのであれば「スマホ」ではどうでしょうか。個人的には「スマホ」は自分でコントロール出来てしまうぶん、中毒性が高いのではないかと思います。現に、中高生で勉強しなきゃいけないのに「スマホ」を手放すことさえできない人や、社会人でも食事中でさえ「スマホ」を触る人をよく見かけます。その習慣そのものが悪いというわけではないのですが、その脳への影響はかなりのものがあると思うのです。

いずれにしても、「テレビ」や「スマホ」との付き合い方を考えなければならないのは確かなことなのでしょう。

<参考文献>

モテたい脳、モテない脳 (PHP文庫)
Posted with Amakuri at 2017.8.15
澤口 俊之, 阿川 佐和子
PHP研究所

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