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【裏ワザ】説得力のある文章を書くためにいますぐできる7つのテクニック

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「真実性」を錯覚させるワザ

受け手に真実であると信じさせる文章を書くためには、「真実性の錯覚」についての研究成果が役に立ちます。「真実性の錯覚」とは、言葉通り「真実を錯覚させる」という意味です。この研究成果から得られたとされる「説得力」を高めるためのテクニックをまとめていきます。すなわち、ここで紹介するのは「それが真実であるように思わせるためのテクニック」=「説得力を高めるテクニック」ということになります。

【説得力のある文章を書くためにいますぐできる7つのテクニック】

例えば、テストとりわけマーク試験でどうしても答えがわからないときには「見覚えのあるもの」を探して回答するということになります。このとき、頼りにしているのが「見覚えのあるもの」つまり「認知のしやすさ」ということになります。見覚えのあるものは認知がしやすくなるのです。聞き覚えのある言葉がすぐに聞き取れるのもこのためです。そして、人間は手持ちの情報と関連づけられないとき、つい認知のしやすさを手がかりにするしかありません。つまり、難しい文章があったとき、わかりやすいものを手がかりにするということです。ここから「説得力のある文章」を書くための原則が出てきます。

原則:認知負担をできるだけ減らすこと

簡単に言えばとにかく「わかりやすくする」ということです。これを具体的なテクニックに応用する方法には、以下のようなものがあります。

テクニック1:しっかりした字で書く。


「徳川家康は、1539年に生まれた。」

「徳川家康は、1556年に生まれた。」

突然ですが、上の2つのうち、本当のことを表しているのはどちらでしょうか?

実は、どちらも間違いなのですが研究によると最初の文章のほうが正しいと受け取られやすいといいます。つまり、しっかりと濃い字で書くほうがよいということです。(※徳川家康は1543年生まれです)

テクニック2:書いたものは「高級紙」に印刷し、活字と背景のコントラストをはっきりさせる。

書いたものを印刷し、使う紙は「高級紙」にするとよいとされています。印刷が滲んだり、掠れたりしているものはあまり信用されないとされています。そのため、「高級紙」を使うほうがいいわけです。「わら半紙」よりも「きれいな白い紙」のほうが信用しやすいのは、想像に容易いと思います。
(※実は、「わら半紙」自体は安いというわけではないそうですが。)

また、活字と背景のコントラストははっきりさせます。とにかく視覚的にも、はっきりと書かれているということが大切です。

テクニック3:カラー印刷なら、中間色は避け、明るい赤や青にする。

カラー印刷を使うのであれば、中間色(水色など)は避けます。テクニック2でもコントラストをはっきりさせると書きましたが、中間色ではコントラストをはっきりさせることは難しいと言えます。

そのため、中間色は避け、明るいにすると背景とのコントラストをはっきりさせることができるというわけです。

テクニック4:簡単な言葉で間に合うときに難解は言葉は使わない。

「ありふれた考えをもったいぶった言葉で表現すると、知性が乏しく信ぴょう性が低いとみなされる」ということが報告されています。たしかに「簡単な言葉」を使えば済むのに、これみよがしに「専門用語」を使ったりする人はあまり信用できないですよね。あまり上手ではない論文が読みにくい理由もこういったところに原因があるのかもしれません。

テクニック5:文章をシンプルにし、覚えやすくする。できれば韻文にする。

シンプルで韻文があったりする文章や、格言風に仕立てた文章のほうが普通の文章より洞察に富むと判断されるそうです。ぐちゃぐちゃと書いてあるものよりは、一言でピッタリと言い切っている方が信用しやすいですね。本のタイトルやブログのタイトルなどでも、「うまいなぁ」と思うものは信用したくなります。「格言」って、間違ったことを言っているとしてもなんとなく信用してしまいますよね。

テクニック6:引用するなら、発音しやすい名前の人が書いたものを選ぶ。

結局のところ、文章を読んでくれる相手というのは「努力を要するものはできるだけ避けたいと考えている」ということです。(ただし、それが意識によるものであるとは限りませんが。)

そのため、「発音しやすい」ということが重要なポイントになります。例え誰かの論文を引用するとしても「発音しやすい名前」であることが重要になるわけです。

テクニック7:理論整然と、「常識」には反しない文章で書く。

上の6つのテクニックを用いても、当然文章は理論整然としたものでなくては信用されません。また、「常識」というのは「誰でも知っている」からであり、それに反するような文章は誰も信用しないでしょう?例えば「にわとりの足は4本です。」なんてことを書く人のことを信用するほうが難しいということです。

まとめ

以上、説得力を高めるためのテクニックでした。重要なことは、文章の内容だけでなく「紙の質」や「文字の色使い」といったことまでが読み手が「納得するかどうか」ということに影響を与えるということです。

今回はテクニックということで書きましたが、しかしこういった部分で逆に損をしてしまっているという人も多いのではないでしょうか。細かいところにも気を配り、相手の見やすさまで考えられるということが「説得力」が高いということにつながってくるのだと思います。

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