考察

アンキパンの作り方

更新日:

『それで、そのページにかいてあることは、すっかりおぼえたよ。』

PAK86_syokupankuwaeteoffice20140830132450_TP_V

「アンキパン」という道具

アンキパンは、「テストにアンキパン」(てんとう虫コミックス2巻に収録)に登場する。

スライスされた食パン。ノートや本のページに押しつけ書かれた内容をパンの表面に写して食べると、その内容が確実に暗記できる。ただし、スライス一切れにつき暗記できる量(せいぜい1切れに教科書1ページ程度。アニメ第2作第2期「百人一首にアンキパン」では札1枚に1切れを使っている)が限られるため大量のページを暗記することが難しい。両面に写せるかどうかは不明。

普通のパン同様にバターやジャムなどを塗って食べても効果がある(原作のラストではジャムの瓶らしき物をそばに置いて食べ、「百人一首にアンキパン」では飽きずに大量に食べるため様々な味付けをしている)。

原作ではのび太がアンキパンの食べ過ぎで下痢を起こして全て排泄したため、暗記した内容を忘れてしまい、一から食べなおす羽目になった。
(Wikipediaより引用)

なかなかいい道具ですね。誰もが一度は欲しいと思ったことがある道具の一つだと思います。

「アンキパン」はテスト対策になるか

「アンキパン」は、教科書に押し付けて、その文字を写しとる。そして、それを食べることで、その内容が覚えられるという代物である。

たしかに、小学生の頃にはミリョク的であったけれども、今考えてみるとどうだろう。教科書の1ページを丸暗記できることは、それほどうれしいことだろうか。

まず、「アンキパン」の大きさの問題がある。食パン1枚に果たして、どれだけの情報が詰め込めるのか。教科書をしっかり覚え込むために、どれほどのパンが必要なのだろうか。あるいは、教科書を縮小コピーすることも考えられる。文字が判別できるくらいのサイズまで縮小し、それが重ならないように配置してするとして、実際に計算してみる。

「アンキパン」の実際

人間の肉眼の分解能(2点を2点であると認識できる限界)によると、文字を判別できるサイズは0.1mmとされている。

Wordの通常(デフォルト)文字サイズが、10.5ptで、1pt=0.3514mmであることから、3.6897mmであることがわかる。

すなわち、0.1/3.6897=約0.027倍まで縮小することができると考えられる。

A4一枚の面積が、0.06237m^2であるから、限界まで縮小すると、0.0017m^2となる。

一般的な食パンのサイズが12cm×13cm=156cm^2=0.0156m^2とすると、

0.0156÷0.0017=9.17…

あれ?これだけ縮小しても、食パン1枚に、教科書10ページぶんほどしか入らないのか。

ということは、大学レベルの教科書(200ページとすると)で言えば、20枚は食べる必要がある…

うーむ、この面積の食パンを食べたあかつきには、原作と同じく、排泄してしまうのがオチである。

さらに、いつ食べるかも問題である。これだけの食パンを食べるとなると時間がかかる。すなわち、そのぶん早起きをしなければならない。

前日に食べておく?それでは、次の日の朝には出てしまうではないか。

そして、万が一、排泄せずにいられたとしても、試験中眠たくなりはしないのか。炭水化物をたくさんとると眠たくなるのは、周知の事実である。

いや、そもそも一冊の教科書を覚えることが、それだけテスト対策になるのか…?

では、どうする?

覚えるためには

受験生のころから現在にいたるまで、記憶力については、かなりの量の本を読んだ。

楽して覚えられたら言うことないもんな。

「マインドマップ」、「連関法」、「記憶の宮殿」etc.etc…

本には、様々な記憶術が記載されているが、どの方法を使っても、共通していることがある。

それは、「くり返す」ということである。

どの方法を使って「覚え」ても、たしかに、覚えやすい、頭に残りやすいという差はあるが、結局、リハーサルをくり返す必要があるのだ。

しかし、単純にくり返すだけならやってきたはずだ。

単語帳は何度も見返したし、あの本は何度も読み返した。

これまでと、何が違うのか。

単語カード最強説

くり返しても、忘れてしまうという方。

それは、いつも同じようにくり返していませんか?

つまり、何をするにも順番を守って、最初からしているのではないだろうか。

重要なことは、『覚えていないもの』をくり返すということである。

すなわち、今までやってこなかったひと手間、「苦手と得意を分ける」という作業を挟むことで、それを重点的に覚え込むことができる。

そこで役に立つのが単語カード。

100円ショップで買える、名刺サイズのカードがおすすめである。

使用方法は、
①覚えたいこと(表に問題、裏に答え)を書く。
②持ち歩いて、くり返す。
③わかるものと、わからないものをわける。
④わかるものを除いて、くり返す。
⑤②~④をくり返す。

これだけである。この方法で、ほぼ100%覚え込むことができるはずである。

また、単語カードの中身については、できるだけ「ひとこと」にするのもポイント。

最後に

記憶術の方法はかなり勉強したが、なんだかんだで「単語カード」を使う方法が最も実用的であった。

しかし、記憶術や勉強方法などというものは、人それぞれで相性があるものであって、これが一番というものは、本来存在しないと思う。

あなたにとって、最高の方法が見つかりますように。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

-考察

Copyright© 脳と心の勉強部屋 , 2017 All Rights Reserved Powered by STINGER.